空母導入方法

ここではFS2004に空母を導入して、カタパルトによる射出やアレスティング・ワイヤーを使う着艦を説明します。

これらには幾つかの方法がありますが、本家FSパラダイスおいて余分となったXPパソコンを使って気にFSを楽しむことを一つのテーマにしている為、次の条件にて方法を検討しました。

①無料で手に入るアドオンのみを使用する。

②機体側に特別な細工、変更をしない。(着艦フックの記述は可とする。)
 ※手持ちの艦載機が利用できます。

③XPで作動する。

現在、下記方法で上記条件をクリアし、射出や着艦が可能なことを確認しました。また、Vistaにおいても作動状況を確認致しました。

 


空母導入 その1 (ArrCab 2.5)

 

1.必要なアドオン

 


(1)FSUIPC
①FS2004の機能を拡大する時に必要となるアドオンです。
各方面で必要となるので、エアロシムなどのアドオンを入れている方は、
無意識のうちに既に入っているかもしれません。

導入済の確実な確認方法はFS2004ホルダー内の『Modules』ホルダーに『FSUIPC.dll』が有るか無いかになりますが、導入済みの場合飛行画面時の上部メニューにModulesをクリックしてFSUIPCが出てきます。

②入っていない方は入れる必要がありますが、いわゆる「無料版」でOKです(XP、Vistaとも無料版での発・着艦の作動確認済み)
FS2004用でも幾つかのパージョンがあるようですが、個人的には安定性の観点からFSUIPC 3.75を使用しています。

FSUIPC 3.75はflightsim.comで入手できます。
ファイル名はfsuipc.zipとなっています。


(2)ArrCab 2.5
今回は空母の発艦・着艦 機能を追加するアドオンとしてArrCab 2.5を
使用した方法を紹介します。
ArrCab 2.5はflightsim.comで入手できます。
ファイル名はarrcab25.zipとなっています。


(3)Aircraft Carriers 2006
空母シーナリのファイルを入手します。
無料ですとなかなかクオリティーの高いものがないのですが、、、
今回は『Aircraft Carriers 2006』を使用します。
Aircraft Carriers 2006はflightsim.comで入手できます。
ファイル名はcarr2006.zipとなっています。


上記のとおり、FSUIPCとArrCab 2.5そして、空母シーナリの3点を揃えます。
全てflightsim.comで入手できます。

 

 

 

 

2.導入方法

(1)FSUIPC

先ず、FSUIPCが入っていない方はFSUIPCを入れます。
無料でお使いになる場合、解凍(展開)して得られるFSUIPC.dllをFS2004ホルダー内の『Modules』ホルダーに移動させるだけです。

※有料版も無料版も同じソフトで、有料登録の場合KEYを入力すると機能が拡大します。

正しく導入されると、飛行画面時の上部メニューにModulesが追加になりそのプルダウンでFSUIPCが出る様になります。



(2)Aircraft Carriers 2006

ダウンロードしたcarr2006.zipを解凍して得られたCarr2006ホルダーの中に、Addon Sceneryと言うホルダーがあります。
この中に在ります『Carrier Ocean Flatten Files』と『Carriers 2006』をFS2004のシーナリ・ライブラリーに登録します。

このとき、『Carrier Ocean Flatten Files』と『Carriers 2006』の関係は、『Carrier Ocean Flatten Files』の方を優先度を高くしなければなりません。(シーナリ・ライブラリーリストで『Carrier Ocean Flatten Files』が『Carriers 2006』より上に表示されていればOKです。)

その他、Flightsホルダーがあり、中身はご存知のとおりAI機の飛行プランですが、(折り畳み翼、尾部折り畳み機能の関係から)AI機としてAlphasim のエンタープライズの機体を指定しています。お使いになる場合、この点の留意が必要となります。

ライブラリー登録を確認される方は、毎度のとおりシーナリ・ライブラリーに登録後、再起動し飛行の作成で空港IDにacと入力するだけで、空母リストがずらっと出ますのでこれらを選択し飛行を開始すると、空母の飛行甲板上から飛行が開始されます。

既知の問題として、航跡表示にビデオカードの相性があることや、ATCとサウンドカードに相性があることなど書かれています。

このAircraft Carriers 2006のシーナリ登録で空母が現れる様になります。

(3)ArrCab 2.5

作業量は次回紹介予定の『3Wire v2.0』より多めになります。

①解凍して得られる『ArrCabv25Ab』ホルダーをFS2004のホルダーの中に移動させます。AircraftホルダーやAddon Sceneryと同じ階層です。(必ずここに位置しなければならないと言うことでもなさそうですが、、、)

②ArrCabv25Abホルダーの中のArrestorCables.exeを右クリックして『送る』からデスクトップにこれのショートカットを作っておくと便利です。

極端な話、最低限度のカタパルトに依る射出、アレスターケーブルに依る着艦はこの状態で可能となりました。

③FS2004ホルダーにあるAddon Sceneryホルダーの中に『ArrCab KNHK Cables』と言うホルダーをつくり、その中に『Scenery』と言うホルダーと『Texture』と言うホルダーを作ります。

解凍して得られるた『ArrCabv25Ab』ホルダー内にあるKNHKArCb.bgl と CableFloods.bglの2つのbglファイルを、今作ったSceneryホルダー内に移動させます。

同様に『ArrCabv25Ab』ホルダー内にあるEndZone.bmp とEndZone_LM.bmpの2つのbmpファイルを今作ったTextureホルダー内に移動させます。

④Addon Sceneryホルダー内に作り、中身を入れたArrCab KNHK Cablesホルダーをシーナリ・ライブラリーに登録します。

⑤解凍して得られるた『ArrCabv25Ab』ホルダー内にあるfx_smoke_w_DH.fxファイルをFS2004ホルダー内のEffectsホルダー内に移動させます。

お好みにより、Effectsを機体に追加することが出来るみたいなにですが、私は使用していません。


以上で準備は整いました。





 

3.使用方法

(1)カタパルトによる射出


①FS2004開始後、デスクトップに作ったArrCabv25のアイコンを
ダブルクリックして起動させます。

飛行の画面で機体をカタパルトの射出位置に移動し、方向も整え
パーキングブレーキをセットします。

その他の手順として、例えば飛行の作成の画面で空港IDに『AC』と
入力し、出てきた空母を選び、滑走路/出発地点で2Rとかを選択すると
射出位置でパーキング・ブレーキが掛かった状態からプレイが始まります。

②機体が射出位置につくとレフ板(熱風反射板)が自動で起き上がります。
パーキングブレーキかセットされていることを確認して下さい。
ここで、フラップをやピッチトリムを離陸位置にセットします。
(フラップ等のセットは作動の条件ではありません、省略も可能です。)

③『Shift』キーを押しながら『F9』を押してください。
画面左上に『Catapult Armed 』が表示されます。

④スロットルを全開にします。機体がプルっとしたりします。

⑤パーキング・ブレーキを解除して下さい。
パーンと言う音と共に射出されます。

サーバーの容量の関係でYoutube経由です。




(2)着艦

ArrCabv25を起動させた状態で、着艦フックを下げ着艦します。
適切な状況で着艦するとパン、ビュルーと言う音と共に急減速し
デッキ上で制動されます。(止まります)



適切な状況でないと着艦フックが掛からず制動されません。
その場合、スロットル全開で再度上昇します。

この為、着艦の際は速度を失速速度近くまで下げ、タッチダウン寸前では機種をやや上げ着艦フックを下げワイヤーに掛かりやすくします。

また、デッキ左サイドに『ミート・ボール』的なものがあります。
グライドパスに乗っているときは青、やや外れてオレンジ、さらに外れると赤になるランプがあり、アプローチのガイドになります。


最終着艦目標はアレスティングワイヤーが張ってあるあたりです。
各艦と自機の組み合わせによる『クセ』がありますので、探って
調整してください。

易しくはありません、集中力も必要です。
頑張ってください。

 

 


4.その他

(1) 起動・終了

特にそうすべきとの案内は在りませんでしたが、
ArrCab 2.5の使用の際は、FS2004の起動後にArrCab 2.5を起動させ、
終了する時は、FS2004を終了させる前にArrCab 2.5を終了させた方が
良いみたいです。



(2)射出されない。

カタパルトによる射出の条件に『スロットル全開』があります。
コントローラーで、レバーいっぱいのスロットル全開にしていても『全開』になっていないと判断されると射出のパワーが加算されません。

対策としては

①スロットルの機器のキャリブレーション(調整)を行ってみてください。
左のメニューから設定→ジョイスティックの調整→機器を選択し→プロパティー→上のタブで設定→一旦、既定値にリセットしたうえで、調整を行ってみてください。

②もしくはキーボードの『F4』キーを使って全開にしてみてください。

 

 

 


(3)パーキングブレーキが滑る。

カタパルトによる射出の前、パーキングブレーキを掛けたまま、
スロットルを全開にしますが、この時、パーキングブレーキが負けて
ズルズル前方に滑る様でしたら、ArrCab 2.5のメニュー『OPTIONS』の
Cat Hold Factor の数字を大きくしてみてください。

静止させる力が大きくなります。



(4)データ登録
ArrCab 2.5は使用する空母ごとにArrestorCableZone等のデータを内部に登録する必要があります。

今回使用しましたCarriers 2006の必要データは標準で搭載されていましたが、他の空母で使用される場合、データ登録が必要になることもあります。

 

 

 

 

空母導入 その2 (3Wire)

『3Wire』を使うことによっても、空母からの射出やアレスティングワイヤーを使う着艦が可能となります。

しかし、『ArrCabv2.5』と比較して短所としては①必要となるアドオンが、FSUIPC 3.75に加え、.NET Framework 1.1が必要となる。②射出、着艦時の特殊効果音がありません。

それに対し長所は、、、①射出時のフル・スロットルの判定が甘めで、数字上全開にならないスロットルでも安定して射出が出来る。②.NET Framework 1.1が入っていればインストールはこちらの方が少し簡単。。。程度でしょうか。

なので、お薦めは『ArrCabv2.5』の方です。

それでも空母のCableCatchZoneのデータが3Wire用しか無い時など『ArrCabv2.5』が使用できないとき用にこちらも記載しておきます。

 

1.必要なアドオン

(1)FSUIPC
『ArrCabv2.5』と同じです。3.75無料版でOKです。

(2).NET Framework 1.1
上位互換がないので、.NET Framework 1.1が必要です。
2以降が入っていても作動しません(試していませんが)

XPの方は既に入っているかも知れません。
コントロールパネルから「プログラムの削除と変更」みたいな項目で確認できます。

Vistaの方は入っていません。
マイクロソフトの無料ダウンロードから入手できます。1.1です。
もしSPまで入れる場合は先に1.1が入っていないと入れられなかったと思います。

(3) 3Wire v2.0
3wire Aircraft Carrier Simulator v2.と書いてあったりもします。
flightsim.comで入手できます。
ファイル名は『3wirev2.zip』です。



2.導入方法

(1)3Wire v2.0はインストーラー方式です。
①ダウンロードしたファイル『3wirev2.zip』を解凍(展開)すると 3wireSetup20.exe と他txtなどが得られます。
このEXEをダブルクリックするだけです。

②途中、License Agreement と言うのがでますので、ぽっちを I accept the agreement の方に付け替えます。

③インストール先はdefaultでCドライブのProgram Filesになっています。
④そしてinstallで実際のインストールが始まります。
あっと言う間に終わります。

⑤ArrCab 2.5と同様に使用するときに起動させますので、C→Program Files→3wireとたぐり3wireホルダーの中にある3Wire.exeを右クリック、送るからディスクトップにショートカットを作っておくと便利です。

 

※その他、ArrCab 2.5の説明と同様にCarriers 2006などの空母シーナリを導入し、シーナリ登録をしておく必要があります。

 

 

3. 使用方法

基本的にはArrCab 2.5と同じです。
また、3wireのホルダーの中に詳しい説明があります。
(英語ですが、、、)

 

(1)FS2004起動後 使用するときデスクトップのショートカットをクリックするなどして3Wireを起動させ飛行画面に戻します。
正常に作動していれば少しの間画面の上方に緑の線とコメントがでます。

3wireの小窓はDisconnectのボタンがあります。もしボタンがConnectの表示でしたらクリックしてください。Connectされます。
正常起動が確認できたら、最小化にします。

 

(2)射出はArrCab 2.5と同じです。
射出位置について、パーキングブレーキセット。
『Shift』+『F9』で画面左上に『Catapult Armed 』が表示されます。

ここで、ブレーキなどでパーキングブレーキを解除すると射出されます。
ただし、ArrCab 2.5と異なり特殊効果音はありません。


(3)着艦 は3Wireを起動・Connect状態にして、着艦フックを下げ着艦します。
適切な状況で着艦すると急減速しデッキ上で制動されます。(止まります)
ただし、射出同様、特殊効果音はありません。


以上になります。

 

スクリーンショット
Model:F/A-18  FS KBT様  Aircraft Carriers 2006Carrier Scenery: Richard Hogen様